So-net無料ブログ作成

カメラの光学的な課題 [はじめに]

 今日は、カメラの光学的な本質的な課題についてお話したいと思います。

カメラの光学的な課題.jpg
図はカメラの光学的な課題についての図です。

 左上に「被写界深度」の問題がありますが、こちらはレンズが明るく、センサーが大きい方がより被写界深度が浅くなります。しかし、それ以外の「回折限界」、「解像力」、「感度、明るさ」などは全てレンズが大きく、センサーサイズが大きい方が有利なのです。
 「回折限界」は、センサーの物理的な大きさ、つまり画素ピッチで効いてきますし、絞りも絞ってしますと小絞りボケと言って画像がボケてしまいます。
 「解像力」、レンズには球面収差というのがあって、要はレンズ球面のなだらかさなのですが、こちらもレンズが大きい方が有利なようです。センサーも物理的に大判の方が当然解像力には有利です。
 「感度、明るさ」、こちらもレンズは大きい方が明るいですし、センサーも画素が大きい方が感度を上げられます。近年では裏面照射型のイメージセンサーが開発されてきてますが、こちらは画素が大きいのは設計が難しいとか?でも一般的には画素が大きい方が感度が高いです。

 と言うように、光学的には解像力を高くカメラを物理的に小さく出来る要素がほとんどないのです。近年4K・8Kカメラと言ってますが、ちゃんと4K・8Kの解像度が出るのは放送局やシネマに使っているカメラだけだと思います。放送局やシネマ用カメラは被写界深度が浅くても、被写体をクローズアップできるなどメリットがあるためこの用途では良いようです。ですが一般の人にはとても使いにくいカメラです。

 近年CマウントやM12マウントの4Kカメラが発売されていますが、本当に4Kの解像力があるのかあやしいと思っています。センサー屋さんは4Kの画素ありますよ~。レンズ屋さんはMTFがありますよ~。と言っているだけのような気がします。スマホなどはスマホ会社の技術屋さんも言ってましたが、やはり計ってもいないようです。ただちゃんと問題意識を持って頑張っているメーカーさんもあるようです。
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。